maximum forceで使っているHDDのCF化
maximum forceというATARI gamesから発売されていたゲームで使われているHDDをCF(compact flash)で動かすためのメモを残しておきます。
結果としてはCFでも動きました。今回使用したCF-IDE変換基板などは以下の物を使用しました。
KRHC-IDE2にKRHK-CF2.5IDEに4GBのCFを挿した状態でWindowsXPで認識させて書き込みを行い、TK-KB40NRを使用してmaximum force基板に接続を行ったところ正常に動作しました。
maximum forceで使用しているHDDは2GBの容量なのですが、2GBのCFでは容量が足りないためすべて書き込みが出来ません。4GBなどのCFを使用することですべて書き込みを行うことが出来ます。
CF-IDE変換基板はこれ以外でも動作するはずと考えて何種類か購入してみたのですが、コネクタのオス/メスを間違えて購入したりしてしまったため書き込みが行えず、とりあえず上記組み合わせのみで動作確認を行ってみました。
まずは正常に動作しているmaximum forceのHDDを用意して、mameで使用されているchdmanというコマンドを使用してHDDをimage化します。
USB-IDE変換などを使ってWindowsXPでHDDを認識させます。HDDがマイコンピュータ->管理を選んで、記憶域->ディスクの管理を選択し、HDDがディスク何番で認識しているかを確認します。今回はディスク7として認識しているとしてコマンド例を書きます。
コマンドプロンプトを立ち上げて、HDDのイメージを保存する場所(今回はD:\tmp\mame)にchdmanコマンドがあるとして
C:\Documents and Settings\hoge> d: D:\> cd tmp\mame D:\tmp\mame> chdman -createhd \\.\PHYSICALDRIVE7 image.chd
としてしばらく待つとimage.chdというファイルが作成出来ます。
image.chd作成後、CF-IDE変換基板を使用して同様にCFをHDDとして認識させます。このとき認識に非常に時間が掛かる時がありますので、気長に待つ必要があります。
CF-IDE変換基板を利用してHDDとして認識したことを確認した後、上記コマンドプロンプトで
D:\tmp\mame> chdman -extract image.chd \\.\PHYSICALDRIVE7
を実行するとimage.chdをCFに書き込めます。書き込みは一気に書き込んでしばらく時間を待って…を繰り返すので気長に待ちましょう。
今回使用したCF-IDE変換基板は2.5inch HDD用のため、TK-KB40NRを使って普通のIDEケーブルに刺さるようにしてmaximum force基板に挿して起動すると問題無く動作するはずです。
selftestでHDDのテストが行えますが、4GB分を行うようになるため以前より時間が掛かりますが問題無いはずです。
今となっては購入出来るCF-IDE変換基板も種類が無いため、後ほど使えそうなCF-IDE変換基板を入手して試してみる予定です。