sleep などを入れず、NPLC を最小にしてひたすら測定を繰り返すとたまに時間が掛かっているように見えていました。そんなに間を空けずに測定することは無いので今まであまり気にしていなかったのですが、出来るだけ短い間隔で測定を行おうとすると気になってきます。
経過時間を X 軸にし、測定に掛かった間隔 Y 軸としてグラフにすると以下のようになりました。
DISPLAY OFF でも若干遅い時があるので、これもなんとかならないかと思って色々と試しているのですが、今のところ改善されていません。
中身を見てみないとなんともなんですが、なんか OS 載っていて割り込みで定期的な処理を行っていて、それに時間が掛かっているのかなと思っているのですが。 ファームウェアを古くすると改善したりしないかなとかも思ったのですが、ダウングレードも制限があって古い版には戻せないようで試していません。
34410A という古い機種ではここまで遅くなることは無いので何とかなって欲しいのですが分かってません。どなたか対応方法知ってたら教えてください。
Auto Zero Mode Off になってなかった
Auto Zero Mode というオフセット補正を自動的に行ってくれるモードがあります。マニュアルの SENSE:VOLTAGE:DC:ZERO:AUTO を見ると以下のような記載があります。
Auto Zero Mode と NPLC
今回の場合、NPLC を 1 以下にしているため、Auto Zero Mode = OFF になっていると思い込んでいたのですが、NPLC の設定は SENSE:VOLT:DC:NPLC で行っていたため、こちらの条件とはならず、Auto Zero Mode = OFF にはなっていなかったようで、明示的に SENSE:VOLT:DC:ZERO:AUTO OFF を実行したところ以下の用に改善されました。
34470A Auto Zero Mode OFF
たまに測定間隔が長い時がありますが、ほぼ問題無いと思われます。
というわけで設定ミスでした。
34410A の場合
34410A ではそこまで測定間隔が遅くなるときは無かったのですが、今まで使い回していた script で Auto Zero Mode = OFF に設定していました。
Auto Zero Mode を設定しない場合と設定した場合での違いを測定してみましたので以下に記載しておきます。
以下に Auto Zero Mode = ON の場合の測定時間間隔をグラフにしてみました。
34410A Auto Zero Mode = ON
おおよそ 400msec 毎に Auto Zero が実行されているようですが、実行時間が 8.3msec と 9.5msec を交互に繰り返しているようです。
電圧測定を 34470A で行っていますが、V Range は 10V Range 固定にしています。
NPLC (Number of Power Line Cycle) は積分時間を表していて、数値が大きいと積分時間が大きくなってより精度の高い測定が出来ます。10 の場合で商用電源周波数が 50Hz の場合は 1/50*10=0.2 秒間の積分を行って結果を得ています。
接続は以下のように接続を行い測定を行っています。