Roland MA-20Dのオペアンプを交換

 MA-20Dの無音時のホワイトノイズが気になってしょうがないため、ググったところ「使われているオペアンプをNJM4558LDからNJM2114Lに交換すると消えた」という2ちゃんねるの書き込みを見つけたので交換してみた。


 結果としてはホワイトノイズは消えず。音は変わったと感じるかな。これは好き好きかなと思う。個人的には交換前も好きかなぁ。


 交換するオペアンプは下記写真の楕円で囲まれたところにあるもの6つ。基板に印刷してあるシルクの白いところが1番ピンなので、オペアンプの丸があるピンを合わせればOK。間違えたら燃えるので注意しましょう。
 開けるのは右側のスピーカーだけで大丈夫。


スピーカー裏面の一番下にある基板


スピーカー前面の音量調整回路などがある基板


スピーカー裏面下から2番目にある基板


 交換用のオペアンプで購入。SIPなので他のDIPオペアンプが使えなくて微妙に残念。
 取り外し自体は半田吸い取り機があるので楽勝、と思っていたところスピーカー裏面下から2番目にある基板(デジタル入力回路)にあるオペアンプがすごくはずしにくかったので、諦めてニッパーで足を切りつつ本体を割って取り外し。運良くパターンはやられず。


 これらを交換して電源を確認してホワイトノイズを確認したところ、ほとんど変わらず。残念。
 しばらく置いてから音を出してみると、これは変わったかな。結構下の方が落ちて上が出るようになった感じ。交換前は謎の音場感があって交換後は普通になった感じもする。結構前のも好きだけれど、これはこれで。


 交換後にTREBLEを変化させるとホワイトノイズの出方も変わるので、ここが原因っぽい気がする。
 これに関しては後ほど。