F2マザーボードについて
F2マザーボードには何種類か種類があり、それぞれどう違うのかを調べていたらメタルブラックのマニュアルに書いてあったのでメモとして転載。
違いを簡単に書くと、F2マザーボードには大きいマザーと小さいマザーの2種類があり、違いは大きさと-5Vを必要とするかどうか。大きいマザーでは-5Vが必要になり、小さいマザーだと-5Vを必要としない。
ゲームPCBのみの場合、マザーPCBを使用している次の機種より改造してください、というリストに書かれている機種は以下の通り。
- マザーPCB K11 00432A〜C
- ファイナルブロー
- ドンドコドン
- メガブラスト
- 苦胃頭捕物帳
- サンダーフォックス
- クイズH.Q.
- ミズバク大冒険
- マザーPCB K11 00608A〜C
仕様を見ると
- K11 00432A〜C : 縦 360mm x 横 290mm
- K11 00608A〜C : 縦 230mm x 横 290mm
となっていて、大きさで判断可能。
ちなみにメタルブラックのゲームPCBの大きさは縦 290mm x 横 290mmと正方形らしい。
注意書きとして K11 00608A〜CのマザーPCBを使用する場合、-5Vは使用しません。K11 00432A〜CのマザーPCBを使用する場合、-5Vは使用します。と書かれています。
消費電流を見た限り、-5Vはほとんど流れていない(というかクランプメータでは測定不能だった)のでDC/DCコンバータなどを使って生成しても問題なさそうに思えます。
後ほど追記
大きなF2マザー基板をざっと眺めた限り-5Vを使っているのはTL074という超ど定番オペアンプだけに見えました。これ以外には使っていないようですので、-5Vが無い場合の不具合としては音が出ないだけだと思われます。また、消費電流もかなり少ないと思われますので、DC/DCコンバータなどを使って生成しても問題無いかと思われます。が、電源に-5Vがあればそれを繋いであげた方が安心出来るかもしれません。