kazzo PCB revision 2.0 kit を作ってみた

 kazzo PCB revision 2.0のモニターに応募したところ当選して、キットが届いたので作ってみた。たぶん当選したのは自信がある人枠。どうもありがとうございます。触ることが出来てラッキーでした。
 キットはこんな感じ。かなり部品点数少ない。

 真夜中に作り始めて、途中でアニメを見ていたので1時間ほど掛かってしまった。慣れた人が集中して作れば30分以内で作れるんじゃないかな。今回のキットはパターンカット1カ所にジャンパ1本のみで、あとは普通に作ったところ動いた。

 半田付けの際は

  • 抵抗やコンデンサは片方のパッドに半田を盛って部品を半田付けして、もう片方を半田付けするとラク
  • TSSOP,0.65mmピッチのICはパッドの一つに半田を盛って、ICの位置を決めてからフラックスを塗りまくって半田付けをするとラク。半田をのせるのはパッドに載せる感じで。
  • ダイオードの向きはテスターを持っていればダイオードを測定するモードがあるのでそれで見れば確実。
  • 発振子は横に立てて半田付けしちゃうとラクかもしれない。

 とりあえず私はこうしてます、ということで。


 AVRを書き込む際に間違えてfusebitに変な値を書いてしまって、ISPで認識しなくなってしまったのでロムライタでfusebitを書き直してAVRに書き込んだら無事に認識。
 あとAVRISP mkIIはこれ自身でターゲットに電源を供給出来ないことを忘れていてちょっとはまった。電源を供給するためにUSBコネクタにもケーブルを挿す必要あり。


 その後、read/writeを行うためのプログラムを使ってクライシスフォースを読み出してみたところ無事に読み出せてた。


 一緒に送ってもらったフラッシュカートリッジの読み書きを試してみたところ無事に動いてるみたい。ただ、unagiというプログラムでフラッシュへ書くためのコマンドが分からないのでanagoで書き込み。
 大体こんな感じ。

(hin@hogehoge)[1941] /cygdrive/d/tmp/kazzo/unagi
$ time ./unagi d ./script/vrc7.ud test1.nes
found 8 busses
program ROM 0x00000:00 ad 70 03 f0 06 c9 01-f0 1b d0 22 20 33 eb a9; 0x1d600f
program ROM 0x04000:02 d7 8b 02 1f fd 2f c0-a2 f0 52 02 d7 8b 03 1f; 0x204207
(中略)
program ROM 0x78000:3c a5 38 c9 04 b0 01 60-c9 c8 f0 06 c9 c6 f0 18; 0x1c9f36
program ROM 0x7c000:3e a0 00 f0 02 a0 10 a2-10 85 00 b9 f0 71 18 65; 0x1d8882
PPU_RAMFIND: charcter RAM found
mapper 85
program ROM: size 0x080000, crc32 0x568ccd39
charcter RAM
./unagi d ./script/vrc7.ud test1.nes  0.01s user 0.03s system 0% cpu 24.659 total

(hin@hogehoge)[1942] /cygdrive/d/tmp/kazzo/unagi
$ cd anago

(hin@hogehoge)[1943] /cygdrive/d/tmp/kazzo/unagi/anago
$ time ./anago f vrc7.af ../test.nes AM29F040B
found 8 busses
erasing program memory...
program memory  0x080000/0x080000 |##########|##########|
charcter memory skip
./anago f vrc7.af ../test.nes AM29F040B  0.01s user 0.01s system 0% cpu 1:11.30 total

 とりあえず動作確認をするために試した結果動いているだけで、あまり調べてないのでスクリプトなどについて調べてみる予定。