仕事中に

 仕事中に歩いていたらデジタルマイクロスコープが置いてあって、さらに高倍率のレンズ(500倍〜5000倍)も発見。使ってみてもいいですかと聞いたらOKとのこと。そういうわけで、高倍率でICの中を見てみたくなったので、もう使われそうになくて分解しやすそうなアナログICを探してきて分解して観察。
 画像は800倍ぐらいでICの中のごく一部。ちょっとピント合わせが甘いかも。サイズ変更とかはしていないので原寸大。元のサイズは1600x1200。
 右側の⊂に一をつっこんだようなのがトランジスタ(もしくはダイオード)で、左側の白っぽいのが抵抗とのこと。この基板は2層基板で、デジタル回路だと8層基板とかそれ以上もあるよとか。なんだかすごいことになってるんですな。パターンなどはアナログICだからこんなにでかいのかな。結構電流も流れるだろうし。
 5000倍にするとでかすぎるし、被写界深度があんまりなくなってしまうので、非常に見づらい。トランジスタ1個に対して3D像を撮ってみようかと思ったけれど、操作がよく分からなかったので諦め。


 全体を見るために普通の倍率(30倍ぐらい?)の顕微鏡でのぞかせてもらって、コンデンサがそれっぽい形で載っているのを確認させてもらったり。全体を見るとこれはこれで綺麗。


 機会があったらまた借りてなんか見てみよう。