NA-1基板の修理

 なんとなくナムコのF/A基板に電源を入れたところ立ち上がらなかったため、修理を行ったのでその記録を。


 今回の症状は画面に何も表示されないという状態で、原因はリセットICで使われている2.2uF/35V(と思われる)電解コンデンサの容量抜け。適当なモノに交換したところ直った。


 触って見るだけでは分からなかったので、詳しい方に聞いた方が早いということで聞いたところ、F/Aなどで使われているNA-1基板はコンデンサの容量抜けが起こりやすく、起動しなくなったり音がおかしくなったりするとのこと。


 まったく画面に表示されない場合はリセットICで使われているコンデンサがおかしくなっているのかもしれない、ということではじめから付いていた2.2uF/35Vらしきコンデンサを取り外して交換したところ無事に起動。


 今回は手持ちに表面実装な2.2uF/35Vの電解コンデンサが無かったので、その辺に転がっていた普通の10uF/16Vの電解コンデンサに交換したところ動いた。後で交換するということでとりあえず原因判明。


 今回修理したNA-1で使われているリセットICはMB3773で、電解コンデンサとしては2.2uF/35Vと思われるモノが使われてました。ICの場所としてはメイン基板のロムボートの下になるところにあります。


 また、音がおかしくなったりすることも多いとのことで、同じように容量抜けをおこしている電解コンデンサ数個を交換すると直るとのことです。


 4月13日に追記
 画像あった方がいいかなということで適当に写真を追加。写真の円で囲まれたあたりにリセットICがあります。元から付いていた電解コンデンサから普通の電解コンデンサに変更していますので、ちょっと見た目違います。

 …写真暗いなぁ…。